皆さんは普段の食事で野菜をどれだけ摂っていますか。
成人の野菜摂取量の目安は一日約350gと言われています。この350gというのは、厚生労働省が発表した健康日本21という健康推進の指標として立てられています。
健康にはいいと言われても、野菜を350gを摂るのは量が多いと思いませんか?
現役時代に比べ食べる量も減ってくるシニア世代にとっては毎日この量を摂るのは至難の業とも思えます。
では、この野菜をいかにして摂ればいいのでしょうか。
野菜を食べないという発想
摂取する方法を変える
私がここで提案したいのが、
野菜を食べない
という摂取方法です。
元も子もない発言かと思われるかもしれません。
しかし、この提案でいうところの食べないとは、食べる以外の摂取方法を提案するということになります。
では、食べる以外にはどのような方法があるのでしょうか。
それは、飲んで野菜を摂るというものです。
具体的には野菜をジュースにしたものを飲んで、栄養を摂取します。この方法であれば、食べた時と変わらない栄養素を飲む事で手軽に摂取できます。
食べることと飲むことの大きな違いはなんでしょうか。それは、噛むという行為があるかないかの違いです。食べ物を噛む行為、いわゆる咀嚼するという行為は満腹を招く要因にもなるため、どうしても量を食べることには限界があります。
また、飲むという摂取方法は食べることより時間もかからないため、食事と比べても手軽に何回かに分けることができるため、量を摂りやすくなります。
野菜ジュースの種類
飲んで野菜を摂る方法は市販のジュースを買うという方法とご自身で手作りする方法の2つがあります。それぞれに特徴があり、利点と欠点があるので比較していただき、自分に合うものを試してみてください。
市販の野菜ジュース
各食品メーカーから販売されている野菜ジュースになります。
利点
- 野菜の栄養素が含まれている。
- バランスのとれた味わいとなっている。
- こされて口当たりがいいので、飲みやすくなっている。
欠点
- 個包装などの場合は割高になる。
- 種類が固定化されているおり、飽きがくる。
- 保存料などの添加物が含まれている場合がある。
以上です。
市販の野菜ジュースはとても美味しく飲みやすいのが特徴ですが、果糖が含まれている場合もあり、大量に飲むと肥満を招くなど逆効果となりますので、ご注意ください。
代表的なメーカーとしてカゴメ、伊藤園、ピエモンテが挙げられます。
カゴメ
カゴメの代表的な野菜ジュースは野菜生活100です。こちらの野菜ジュースは果物も含まれており、とても美味しく飲みやすいのが特徴です。
伊藤園
伊藤園の野菜ジュースは1日文の野菜です。1本で1日分の野菜の栄養素をとることができるように栄養素が多く含まれているのが特徴です。
デルモンテ
ケチャップなどで有名なデルモンテの野菜ジュースは、素材の味を活かし食塩無添加の野菜ジュースとなっています。
手作りの野菜ジュース
ジューサーやミキサーなどを使い、お好きな野菜を入れてご自身で作るオリジナルの野菜ジュースです。
利点
- 好きな野菜を入れることで、栄養素を調整できる。
- 自分好みの味に調整できる。
- 添加物を入れずに、新鮮なまま飲むことができる。
欠点
- ジューサなどを買う初期費用がかかる。
- 市販のものよりは味が安定しない。
- 使う野菜によっては、口当たりが悪く飲みづらい。
現在では様々なジューサーが低価格にて販売されています。下に5,000円以下のジューサーの一例を挙げていきます。
食事プラス野菜ジュースで栄養素を補う
いかがでしたでしょうか。
以上が、野菜ジュースでの摂取方法です。野菜はたくさんの栄養素を含む食材です。普段の食事にもなるべく野菜を加えるようにして、食べきれない分は野菜ジュースで補い、健やかな老後を送りましょう。
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