3月に入り日が長くなり、だんだん暖かくなってきました。
春と言えば花見とともに本格的な行楽シーズンとなります。
皆さんは外に出かけるときはどのような靴で出かけますか。
お洒落を優先すると革製の靴やヒールのついた靴などが浮かびますが、 これらの靴に共通する点は
足に負担がかかるという点です。
足に負担がかかってしまうと、怪我の原因にもなり、お出かけするのが逆に億劫になってしまいます。
そうなってしまう前に、今回は様々な靴の中からスニーカーをご提案します。
スニーカーは若者のものというのは誤解
皆さんはスニーカーという靴にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
若者が履くものというイメージが強いのではないでしょうか。
それはスニーカーという靴が比較的安価で手に入りやすく、動きやすく、デザイン性の自由度が高い部分が 若い世代から支持されるためかと思います。
では、シニア世代が履くには向いていないでしょうか。
いえ、そんなことは全くありません。
むしろスニーカーはシニア世代に向いている靴です。
そもそもスニーカーとは何を指しているのかから見ていきます。
スニーカーの歴史
スニーカーの歴史を紐解くと以下のような文章がありました。
すべては1839年、アメリカ人科学者のチャールズ・グッドイヤーが硬化ゴムを発明したことに端を発する。硬化ゴムとは、天然ゴムに硫黄を加えて柔軟性のある物質に仕上げたもので、撥水性があり成形可能な素材だ。発明から数十年後、この革新的な素材は靴の生産にも応用されることになり、より耐久性の高い靴底をつくることができるようになった。主にはズック靴(綿または麻素材のゴム底の運動靴)に用いられ、19世紀初頭から、徐々にデザインのバリエーションも広がっていった。今日のスニーカーが誕生した瞬間だ。
VOGUE
このようにスニーカーは100年以上悠に超える歴史を持っているものだったのです。
私たちの抱くスニーカーのイメージは少し誤りがあります。
スニーカーは若者のものではなく、いつの時代も若者に支持され続けている靴というのが正しいイメージです。
では、スニーカーはなぜ年を重ねると敬遠してしまうのでしょうか。
それは、自由度の高いデザイン性が要因となっています。
底面のソールと呼ばれる部分が硬化ゴム素材であれば上部のアッパーというのは比較的どんな形状でもスニーカーとして認められます。
このため奇抜なデザインや色でもスニーカーとして誕生し、流行に左右される若者に人気がでる反面、落ち着きを求める世代には避けられていきます。
しかしながら、このスニーカーの最大の魅力はその機能性です。
多くのスポーツにも公式シューズとして取り入れられていることからわかるようにも、 人の足にとても馴染むように設計された靴です。もちろんスポーツをするだけでなく、普段の移動に使用することでもそのはき心地は抜群です。
私も平日はビジネスシューズとして革靴を履いていますが、休日はスニーカーを履くことがほとんどです。 それは足への負担がなく、遠出しても快適だからです。
では、実際にどのようなスニーカーがあるかオススメしたい代表的なブランドを見ていきます。

オススメしたいスニーカーブランド
コンバース
1908に設立されたアメリカの老舗シューズブランです。
どの世代にも愛される普遍的なデザインを取り扱っており、飽きがきません。
以下キャンバスのオールスターはコンバースの定番として不動の人気を誇ります。キャンバス生地で伸縮があり、はき心地も快適です。
ニューバランス
1906年にインソールメーカーとして設立された会社が起源となるスポーツブランドメーカーです。 以下のシューズのようなウォーキングシューズに定評があり、歩くことに適したスニーカーを提供しています。
ナイキ
1968年に設立されたアメリカのスポーツブランドです。スニーカーとしてはバスケットシューズ用の もので一躍人気となりました。形としては少し大きく見えるものが多く、 一目でナイキと分かるようなマークがあしらわれています。
バスケットシューズの開発でも培われてきたソールのクッションに定評があります。
アディダス
1900年に設立されたドイツのスポーツブランドメーカーです。
シンプルな形状のものから奇抜なデザインのものまで多種多様なスニーカーを取り扱っています。 以下のグランドコートはシンプルな柄でどのようなコーディネートでも邪魔をしません。
アシックス
1949年に日本の神戸で設立された会社を起源とする国産の大手スポーツメーカーです。有名なシューズブランドとしてオニツカタイガーを取り扱っています。
自分に最適なスニーカーで出かけよう
以上がオススメの例ですが、この他にもスニーカーを出しているメーカーはたくさんあります。
メーカーによって、靴幅やフィット感が異なりますので、是非試しばきを行いご自身にあったスニーカーを見つけてください。
この年でスニーカーなんてと思っているのはご自身だけです。
どんな世代が履いてもいいのがスニーカーだと私は確信しています。
是非スニーカーを履いて、快適な行楽に出かけて見ませんか。
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