老後の生活費を見直し、いきいきとした暮らしを

暮らし

以前の記事で、資産運用の考え方についてお伝えしました。老後の収入を安定化させることはとても大切です。しかし、もう一つ大切なことがあります。

それは支出がどれくらいか把握することです。

どんなに収入を増やしても支出を見直さなければ老後の資産は目減りしてしまいます。

今回は支出の大きな割合を占める生活費についてみていきます。

お悩み
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一言で生活費といっても何を指して、どうやって見直す?

今回はこのようなお悩みに対して、解決の糸口になるような生活費の見直し方法を紹介していきます。

生活費の内訳

はじめに生活費とは何を指すかみていきます。前提となりますが、生活費を把握する際には月単位で考えていきます。

まず生活費の中には金額が月ごとに上下したり、発生しなかったりする「変動費」とある程度一定の金額がかかる「固定費」があります。

それではそれぞれの項目ごとに費用を振り分け、内容を簡単にお伝えします。

変動費

項目内訳

・食費

普段の食事をするための材料購入などにかかる費用です。ご家庭によっては、調理器具などキッチン周りで使用するものを雑費ではなくこの項目に振り分ける場合があり、食事に関連する費用という捉え方もあります。通常外食する費用は別途外食費・交際費に割り振ります。

・被服費

衣類の購入費用となります。季節ものの衣類から、靴下や下着類まで生活していくうえで購入する衣類が対象です。純粋に衣服にかかる購入費としてみる場合と、衣服に関わるクリーニング代や洗濯用品を含める場合があります。

・交通費

普段の生活の中で移動するためにかかる費用です。公共の乗り物から自家用車のガソリン代まで含める場合があります。通勤定期代について働いている会社から支給される場合は、対象から除きます。

・医療費

病院に行ったときにかかる治療費や、医薬品の購入にかかる費用です。

・外食費・交際費

外で食事をする際にかかる費用の項目です。友人や知人など人との会食にかかった費用もこの項目に含みます。外での食事はこの項目に振り分けるのがおすすめです。

・娯楽費

趣味などに費やす費用をさします。嗜好品をこの項目に含める場合もあります。日常生活において、必要最低限の支出からは除かれた項目となります。

・雑費

日用品の購入など上記の項目に振り分けられないものでも、生活していく上で必要なものを購入した際にかかる費用です。

洗剤などのキッチン周りの必需品を食費に含めていない場合やクリーニング代などを被服費に含めていない場合はこちらの項目で勘定しても構いません。この他女性であれば化粧品の購入費もかかりますので、こちらに入れても構いませんし、これらの項目に限らず細かく細分化するのも支出がはっきりと見えるのでおすすめです。

固定費

項目内訳

・居住費

賃貸の住まわれている方は月々の家賃、持ち家の方は住宅ローンを指します。既に持ち家の支払いが済んでいる場合はかかりません。

・公共料金

電気・水道・ガス・NHKなどの公共機関の利用料金です。電気・ガスについては現在供給している会社が複数あります。

・通信費

固定電話・携帯電話の利用料金やインターネットの回線利用料金となります。使用量による利用料金と使いたい放題の定額料金が設けられています。

・各種保険料

保険に加入されている方で、自身が加入している月々の保険料です。

・自動車維持費

自家用車を持っている方のローンや、駐車場代など車を維持していく費用です。

以上が代表的な生活費の項目ですが、加入しているサービスや月ごとに必ず支払っているものなどは項目として設けた方が支出をより把握しやすくなります。

生活費の算出から見直しを図る

上記の項目別に月々平均でいくらかかっているか計算します。

全項目を足したものが毎月の生活費となり、この金額が毎月入る年金や資産運用などでえた収入より多い場合は家計が赤字ということになります。

貯金を切り崩して補填することは可能ですが、毎月赤字が続いてしまうと貯金が底をついてしまう可能性があります。多く使ってしまった月の翌月は支出を抑えるなど年間でバランスを取ることも重要です。

また、月々の支出が赤字にならないために収入を増やすことも大切ですが、支出を減らすことも効果的です。算出した費用から毎月どこが抑えらるか把握するために、家計簿などで振り返りをしていきます。

次項から支出を抑える見直し方法をお伝えします。

見直し方法1:変動費の調整

変動費と固定費では文字通り、変動費のほうが調整がしやすい支出です。特に交際費や娯楽費については、外食回数を減らすことや嗜好品の購入を減らすなどご自身の加減で調整が効きやすい項目の代表格となります。

また、大きな支出の割合を占める食費の支出額を抑えることも有効な手段の一つです。支出を抑える方法としては、

  • 安く食材を購入する(スーパーの特売などを活用する)
  • よく使う調味料などは容量の大きいお得サイズを購入する
  • 様々な料理に使える汎用性の高い食材を購入する(ひき肉や玉ねぎなど)

などが挙げられます。被服費や雑費の項目にも共通することですが、大容量のお得サイズはお買い得で支出を大きく抑えられます。重くて持ち運びが難しい方にはネットスーパーの活用もおすすめです。

見直し方法2:固定費の支出を抑える

固定費は月々の支払い額が決まっているため、金額を調整するのは難しく思えます。しかしながら、現在では供給会社を切り替えることで支出をぐっと安くできるものができます。

それは公共料金と通信費です。

公共料金

公共料金については電気代とガス代を会社を切り替えることによって可能です。

最近よく電気代やガス代のテレビCMを見ることはありませんか。電力の小売り自由化に伴い、現在は個人で電力会社を切り替えることができます。個人の契約状況によりますが、金額を抑える手段としてとても有効です。

特に電気代は会社によって割引率が高いものがあります。

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民間企業の電気切り替えて不都合はないの?

このように悩まれる方も多くいると思います。この点については各企業様々なサポートを提供していますので、切り替えるデメリットは少ない状況になってきています。この電気の切り替えについては以下の記事で詳細を紹介していますので、ご参照ください。

通信費

今ではこの通信費が生活をするうえでなくてはならないものになっています。大きく分けるとこの通信費は携帯電話料金とネット料金に分けられます。

携帯電話料金

一人1台携帯電話を持っているかと思います。このケータイですが、スマホにすることで金額を抑えることができます。その理由は契約会社の選択肢が広がるためです。

スマホにはSIMカードと呼ばれる通信するための情報が記録されたカードが入っています。携帯料金の安い会社は格安シムと呼ばれるサービスを提供しており、切り替えることで金額を安くできます。

金額が安いということはその分、手厚い窓口対応がないなどのデメリットもありますので切り替える際は何をご自身で何を重要視するか検討してみてください。

ネット回線料金

ネット回線料金も現在では多くの会社が様々な料金プランを提供しています。料金プランにはデータ容量無制限の使いたい放題のプランとある程度データ容量が制限されているプランがあります。

ネット通信をよく行う人は使いたい放題のプランを、逆にあまり使わない人はデータ容量制限のプランにするなどご自身の使用量に合わせて料金プランを変更することが重要です。

見直し方法3:サブスクリプションなど新規サービスを利用する

この方法はサブスクリプションなどの新規サービスを利用する方法です。サブスクリプションは物を購入するのではなく、所有する権利を買うという新たな考えのサービスです。月額での料金を支払うことで、サービス利用できるという物です。

  • ビデオレンタルをよくする方は動画配信サービスに加入
  • 音楽CDをよく買う人は音楽配信サービスに加入

することで、月々の支出を一定にした上で多くの作品を視聴することが可能です。固定費として加算されますが、個別での支払いをグッと抑えられるため、長い目で見て節約に繋げることも可能です。

サブスクリプションについては以下の記事でも触れているので、参考にして見てください。

生活費を見直していきいきと豊かに

生活費の見直しは安心して暮らせる老後生活への第一歩です。

普段自分が何にお金を使っているのか、どの支出が抑えられるかなどきちんと把握をすることで、家計の支出が見えてきます。

支出を見直すことで、趣味などご自分が好きなことに使える金額も増えます。

長く豊かな老後を続けていくためにも生活費を今一度みてみましょう。

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