日々の習慣の中で衣食住以外に行なっていることはなんでしょうか。

外出後の手洗い、うがい

外出前のお化粧や洗顔
この辺りはかける時間や回数も個々で差があるかと思います。
では、歯磨きはどうでしょう?
歯磨きは男女差を問わず、多くの方が毎日されている習慣ではないでしょうか。歯磨きはどことなく歯に良いことが分かりますが、習慣としてなじんだ行為はその行為の本来の意味や、動作への関心が薄れてしまい、手を抜いてしまいがちです。
この記事では、歯磨きをする意味と手を抜いても綺麗に磨ける方法をご紹介していきます。
歯磨きをする意味は何なのか
小さな頃から朝起きたら歯を磨き、食事の後には歯を磨き、寝る前に歯を磨くよう言われてきました。
気づけば歯を磨くことが習慣として身に付いていましたが、歯磨きはなんのためにやるのでしょうか?
歯磨きをする目的
それでは歯磨きをする目的は何なのでしょうか。その目的を端的に紹介している文章があったので引用します。
歯みがきの最大の目的はプラーク(歯垢)を落とすことです。
プラークは生きた細菌の塊で、むし歯・歯周病などの原因になりますが、歯と同じような乳白色をしているため、注意してみがかないとみがき残してしまいます。さらに、水に溶けにくく、歯の表面に粘着しているため、うがいでは取り除くことができません。 歯みがきによって、このプラークを取り除きむし歯や歯周病などにならないようにすることが大切です。
ライオン歯科衛生研究所
つまり、歯の汚れを落とし、口内の環境を改善することが第一の歯磨きの目的のようです。
口臭予防などついついエチケット面で歯磨きの必要性を考える方もいると思いますが、あくまでも丈夫で健康的な歯を長持ちさせることが歯磨きの重要な役割ということが分かります。
千差万別な歯磨きの手法
それではみなさんは歯磨きをどのように行っていますか?
歯ブラシと歯磨き粉を使って磨くという人が多いと思います。丁寧な人は糸ようじを使用したり、マウスウォッシュなどを使って仕上げる人もいます。
では、歯のどの部分をどのように何分磨けば、良い歯磨きと言えるでしょうか?
色々と調べてみましたが、この質問に対する答えは一概にこれと言い切れないようです。
その理由は人の口の中や歯並びは個人差が大きいためです。
良い歯の磨き方を知りたい方は、歯医者さんや歯科衛生士の方に相談してみるなどしてください。
一方で悪い磨き方というのはある程度共通しているようです。
そこには、歯を磨く際の力加減が大きく関係しています。
まず、磨く時の力が強い場合だと、歯の汚れだけでなく歯の表面までも削ってしまいます。
次に、磨く時の力が弱い場合だと、歯の汚れがしっかり取れず残ってしまいます。
とても重要に思える力加減ですが、「力を入れすぎない」や「汚れが落ちるようしっかりと」など参照情報元によって表現にばらつきがあり、難しいように思えます。
そこで今回は少ない力加減の中でも、振動や音波などで綺麗に汚れを落としてくれる電動歯ブラシをご紹介します。
シニア世代にオススメした電動歯ブラシ
皆さんは電動歯ブラシにどのような印象をお持ちでしょうか。
音がうるさい、充電が面倒、磨いた気がしない、など発売された当時はネガティブな要素もあり、あまり良い印象をお持ちでない方もいるかと思います。しかし、2020年現在においては、様々な要素も改善され、電動歯ブラシはとても高性能なものとなっています。
歯に当てるだけでも洗浄力が高いものがあり、力加減が分かりやすく、取り扱いが簡単なためシニア世代にもオススメです。
それではここでいくつか代表的な電動歯ブラシをみていきましょう。
フィリップス(Philips)
フィリップスはオランダの大手家電メーカーであり、電動歯ブラシの分野に黎明期より参入していた実績のあるブランドです。音波振動で歯の汚れを取り除くソニッケアシリーズがフィリップスの電動歯ブラシのブランドです。グラスに置くだけで充電するタイプなど、長年電動歯ブラシを販売してきたノウハウを活かし、痒い所に手が届く製品が魅力的です。
パナソニック(Panasonic)
日本の大手家電メーカーであるパナソニックが手がける電動歯ブラシはドルツシリーズです。コンパクトサイズで持ち運びに便利なポケットドルツや二つのモーターでヨコ磨きとタタキ磨きを再現した上位機種など幅広いラインナップがあります。
ブラウン(Brown)
ドイツの家電メーカーブラウンの電動歯ブラシはオーラルBと呼ばれるシリーズです。このシリーズの特徴は他のメーカーとは違い回転式と毛先が回転する方式で歯を磨きます。ブラシにかかる圧を検知して、強い圧がかかると自動で優しい磨き方に切り替わる加圧コントローラーを搭載しており、安心して使うことができます。
電動歯ブラシを使って健康な歯を末長く
いかがでしたでしょうか。製品をみてみると扱いがとても手軽になっていることがよく分かります。みなさんも電動歯ブラシを利用して健康な歯と末長く付き合っていけるようにしましょう。製品の性能は向上していますが、何よりも日々の習慣づけが大切です。忘れずに歯磨きを行い、自分の歯で美味しいものをたくさん食べて、楽しい老後を送ってください。
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